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ママレポ有★子どもの病気と体調不良一覧「流行性角結膜炎」
- 2015/12/8
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症状
アデノウイルスの感染によって起こる結膜炎です。結膜が赤くなったり(充血)、まぶたの裏にブツブツができて目やにや涙が増え、ゴロゴロした感じやかゆみ、まぶしい感じなどの症状が現れます。痛みを感じることがありますが、かゆみはほとんどありません。
ひどくなると、出血、耳の前のリンパの腫れ、まぶたの腫れ、発熱などが起こることも。片目発症後、4〜5日後に反対側の目も発症する場合が多いです。
以前は夏の病気でしたが、最近では一年中見られるようになりました。
かかりやすい年齢
小児から大人まで幅広い年齢層で発症します。
感染経路・潜伏期間
約1〜2週間程度
手やタオルなどを介した接触感染がほとんどです。感染力が非常に強く、結膜炎のかかった人の目を触った手で他の人の目を触れば、ほぼ100%感染します。
診断・治療
アデノウイルスに有効な薬剤はないため、対症療法となります。
眼科では、二次感染を予防する目的の抗菌薬(目薬)や炎症が強い場合、弱いステロイド系の目薬が処方されることがあります。
登園・登校の目安
人に感染させる恐れのある期間は約1〜2週間ですが、医師が周囲への感染力がなくなったと判断するまで出席停止となります。
家での過ごし方
ウイルスに対する抵抗力を高めるため、睡眠や栄養豊富な食事をとり、体力をつけることが大切です。
かかった場合は、目を触らないように極力気をつけ、涙や目やにがついた手は流水と石鹸で十分に洗いましょう。タオルや洗面器などは家族と別にし、入浴も最後にしたほうがいいでしょう。目を拭くときはティッシュなど使い捨てのものを使うといいです。
症状が治まった後も、2週間程度はウイルスは排出し続けることがあるため、二次感染にも注意が必要です。
合併症
結膜炎の症状は約2〜3週間で治りますが、角膜(黒目)まで炎症が及んで角膜に点状の濁りを生じ、見えにくくなることがあります。このときに治療をやめると、角膜が濁って視力が落ちることもあるので、治ったかなと思っても、眼科医の指示に従って、治療を続けましょう。
ママの体験レポート
体験レポート「家族にうつらないように細心の注意をしました」byMママ
【かかった年齢】5歳の秋
目をかゆがり、よく見ると目が赤い!! あわてて眼科に行くと、「流行性結膜炎」とのこと。結膜炎にはうつるものとうつらないものがあるとのことでしたが、息子がかかったのは「うつる結膜炎」でした。幼稚園も出席停止になるため、1週間ほど眼科でもらった目薬を点眼し、良くなりました。目やにがひどく、家族にうつらないようにタオルはもちろん別にし、別あらい、お風呂は最後に入るなど徹底したので、うつりませんでした。目やにもひどかったと思います。
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