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子どもの病気と体調不良一覧「風疹」
- 2015/8/11
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症状
風疹は、3日ばしかと呼ばれる、ウイルス感染症で、感染の14〜21日後に症状が出始めます。
発熱と同時に、顔、首から全身に発疹が広がります。発疹は、皮がむけたり、色素沈着を起こすことはなく、3〜5日で消えます。発熱もあまり高くならないのが特徴(37〜38℃程度)で、1〜2日ほどで下がります。また、首と耳の下にあるリンパが腫れることも特徴です。他にも白目の充血や喉が赤くなって痛む、軽い咳が出ることもありますが、いずれも軽く済むことが多いです。ウイルスに感染しても明らかな症状がでることがないまま免疫ができてしまう(不顕性感染)人が15-30%程度いるようです。
1度自然にかかれば、一生免疫が続くと言われています。
かかりやすい年齢
4歳〜10歳
大人になってからかかることもある
感染経路・潜伏期間
風疹ウイルスの飛沫感染
ウイルスが付着した手で口や鼻を触る接触感染
14日〜21日(16日〜18日が多い)
感染の可能性があるのは、発疹の現れる1週間前から、現れて14日間の間ですが、1番感染力が強いのは、症状が始まる数日前から、発疹が消えるまでの間。
診断・治療
対症療法
登園・登校の目安
幼稚園や学校を休む必要があります。発疹がなくなることが登園・登校の目安となります。
家での過ごし方
熱が高いときには、脱水症状に気をつけて、水分補給を心がけましょう。また、発疹は少し痒みを感じる場合があります。強く掻きすぎないよう、冷たいタオルなどで冷やしてあげるといいです。熱がなくても発疹が消えるまでは外出は控え、自宅で静かに過ごしましょう。
合併症
妊婦が妊娠初期にかかると胎児に感染することがあり、先天性風疹症候群といわれる障がいを引き起こす恐れがあります。典型的な症状は、心奇形、難聴、白内障の3つ。
小学校高学年以上の子や大人がかかると症状が重くなりがちで、頭痛や関節炎などを合併する可能性があります。
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