【被災ママからのメッセージ】あれから五年・・・震災を乗り越えて!

元保育士で現在二児の母、スマイルママコムスタッフのたまえです。

まもなく・・14時46分を迎えます。
あの東日本大震災から5年が経ちました。

私はあの日、福島の実家に里帰り出産中に被災しました。
私の住む郡山市は震度6強、家が崩れる恐怖に怯え・・・
揺れが続く中裸足で外に逃げ出しました。
忘れもしない1日となりました。

長男出産2週間だったので、生まれたての赤ちゃんを抱っこし逃げた庭先には雪が降ってきて思い出すだけでも怖い体験です。

幸い、私の実家は海沿いではなく家に亀裂が入ったりしたものの、倒壊は免れました。

本日は、ママであるみなさんにどうしても伝えたいことがあり書いております。

心がけてほしいこと・・・それは『備蓄』です!!

被災後、家が無事だった我が家は食料品等の支援物資は一切もらえず・・・産後まもなくの出来事でしたが、たまたま母が購入してあったおせんべい等で数日を過ごしました。
停電に断水・・・
復旧までは時間がかかり、赤ちゃんを生んだばかりの私にとってはミルクも上げられず、まだ出ぬ母乳をひたすら吸わせるという本当に大変な毎日でした。

周りのお友達や知り合いの方々が、
「うちにおむつがあるよ!」
「お水、たくさんあるから持ってってあげるね!」
「余っているおしりふきがあるよ!ミルクもあるよ!」
とたくさんの方々が心配して届けに来てくれました。
そんな支えがあり、長男は今年の2月末に5歳のお誕生日を無事に迎えました

とても感謝しております。
そんな体験から、子育て真っ最中のみなさなへぜひ『備蓄』を心がけてほしいと思っております。

支援物資は、避難所へいる方のみへの配布でした。
(倒壊や避難指示のない地区のかたは、避難所へはへ入れませんでした)

関東大震災や東海地震、これからもどんな災害があるかわかりません。

子どもたち、ご家族を守るためにも震災後に買い占めるのではなく、備蓄をしていただけるといいかと思います。
災害はないに越したことはありませんが、もしもに備えいざというときに困らない準備ができればいいですね!

須崎珠衣

投稿者プロフィール

元保育士で現在二児のママ
海外生活で学んだこと、母になって感じたこと、自分の経験を生かしながらママ目線で様々な情報をお伝えしたいと思います。
保育士・幼稚園教諭二種免許

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