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【ママチャレ】ママチャレンジ!やりたい事との出会い~人との出会いに感謝~前編
こんにちは。
バー・アスティエ講師の大植直子と申します。
双子育児と資格取得について書かせて頂いているこちらのコラムも3回目となりました。
コラムを書いていると出産からの事を色々と思い出します。
振り返ってみると、双子育児も資格取得も、周りの方々との出会いがなかったらどちらも成しえなかったと改めて実感しています。
今回は、人との出会いについてお話させて頂きたいと思います。
双子を無事出産しホッとしたのも束の間、交互に夜泣きされる日々が続き、夫や実家の協力があったにも関わらず私の気持ちはすっかりナーバスになってしまいました。
赤ちゃんを優しい笑顔で抱っこするような幸せな育児のイメージはガラガラと音を立てて崩れ去り、
治療に通院するほどのお腹の傷と貧血を抱え、待ったなしの双子育児に突入したのです。
やはり、2人同時に泣いた時にどちらか片方しか抱っこしてあげられない事が一番辛く、赤ちゃんの頃からこんなに泣かされているのはうちの子くらいだと、自己嫌悪でポロポロと涙が出ました。
外出した時に同時に泣かれることが心配で平日はほとんど外出せず、外出しなければならない時は道の隅を下を向いて、それこそ背中を丸めて隠れるように歩いていました。
そんな私を、支援センターや児童館に誘い出してくれたのは同じく育児中の友人達でした。
友人たちのおかげで双子連れでも行ける場所が少しずつ増え、同じ年頃のお子さんがいる知り合いもできていき、私と双子の世界が広がっていったのです。
無我夢中の乳児期を経て・・・
双子が初めて習い事に通いだしたのはもうすぐ3歳になるという頃でした。
自分がお世話になっていたバレエの先生には私たちの状況をお話していたので、先生になら安心してお願いできるかと思い、私が通っている教室でバレエを習うことになりました。
当時、いわゆるトイレトレーニングはほぼ終了していましたが、双子を抱えた外出先での対応は心配が多く、外出時はまだオムツをつけていました。
初めてのバレエのレッスンにも、失敗があった時のご迷惑が心配でオムツをつけて行ったのですが
先生から『次から外しておいで。どこか、思い切って外して行ける場所が大植さんに必要だよ。失敗してもいいから。』と言って頂けました。
やはり先生も子育てをされていて、母親の私の状況や気持ちを理解し、そう言って下さったのだと思います。
これをきっかけにサッパリとオムツをしなくなり、先生の温かい一言に、私はまた一歩踏み出す勇気を頂いたのです。
育児中のママは、日々、心も身体もいっぱいいっぱい。
周りの人のこのようなちょっとした一言で、救われたり、勇気をもらったりします。
私にとって、バー・アスティエとバレエ、両方の師匠が子育てを経験されているという事は、学ばせて頂く事も多くとても幸せな事でした。
「お子さん同室クラス」では、自分が師匠や友人達から頂いたたくさんの優しさや勇気を、
今度は私が少しでもママさんたちに与えられたら・・・と思っています。
子どもがいるけれど身体を動かしたい、気分転換したい、何か初めてみたい、外に出てみたい!
きっかけは何であれ、クラスに来たママさんが少しでも笑顔になって、また明日からもがんばれますように。
そんな思いを込めてレッスンしています。
ママたちの「スッキリしました〜」という笑顔に、私も元気をもらっています。
育児を通してのたくさんの出会いに、日々感謝しています。
次回は、バー・アスティエを通しての出会いについてお話したいと思います。
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