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【KDP通信】親子でファーム体験~畑で育む親子の絆~
- 2017/10/13
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Kids Dream Project
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三室ファーム
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「親子でファーム体験」
夏の収穫祭開催レポート
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【ファーム体験参加者】
三室ファーム・スマイルママコムスタッフ計4人
9家族37名
【収穫野菜】
ジャガイモ、ナス、ミニトマト、キャベツ、ダイコン、ゴーヤ、モロヘイヤ、バジル
収穫を通じて驚きと喜びを味わう
さいたま市緑区のプライベート農園三室ファームで行われる「親子でファーム体験」。元NPOけやきファームの塩浦さんに「親子向けに畑をしませんか?」と声をかけていただき、スタートした企画も今年で5年目。徐々に参加ファミリーの数も増え、今年の夏の収穫は9家族が体験。春に撒いた種や植えた苗が食べられるまでに成長した姿に、驚いたり喜んだりしながら、次々と収穫していきました。
この日は、ジャガイモやナスなど8種類の野菜を収穫。暑い日が続いて収穫期を過ぎてしまったすいか、水不足で成長が妨げられたきゅうりなど、収穫できなかった作物もありました。残念なことですが、天候が成長を左右するということを知るよい機会となりました。収穫後は、調理して食べる分を確保したり、持ち帰る分を仲良く分け合ったりしました。
畑は学びと遊びの宝庫
畑では土を耕したり、植えたり、水やりしたり、雑草を取ったりという協働体験を通じて、農家の方の苦労を知ったり、親子の会話が広がったり、収穫時に喜びを味わったりできます。また、自ら収穫することで、曲がったもの、でこぼこしたもの、大きいものや小さいものなど、いろんな姿形の野菜があることがわかり、店頭に並んでいるのは、選ばれて形がそろったものばかりなのだということも自然に学んでいきます。
今回の収穫ではありませんでしたが、以前、落花生が土の中に実が成るのを目の当たりにし、子どもたちがとても不思議がっていたのが印象的で、実体験に勝るものはないと痛感しました。
畑で体験できるのは、農作業だけではありません。広大な畑で虫探しや穴掘りをするなど、“土がある外遊び”を体感します。ふだん、虫が苦手な子も、他の子につられて触り始めるといったことも珍しくありません。子どもたちには非日常で新鮮な時間、親世代には昔なつかしい時間を過ごすことができ、リフレッシュにもつながります。
畑が育む心と体と親子の絆
ファーム体験は、収穫後、苦手だったトマトが食べられるようになる、家に帰っても畑での出来事を思い出して親子の会話がはずむなど、その後の子どもの生活や親子の関係によい影響をもたらすきっかけになります。
最近は特別プログラムとして、藍染や親子クッキングなど、季節に応じた行事も開催しています。今後も、「畑」だけでない「食」にまつわる体験等を取り入れながら、年パスで通年参加してくださる方を増やし、より多くの方々に、親子の絆を深めていただけるよう、さまざまな工夫を凝らしてまいります。畑は、心も体も、親子の絆も育んでくれる場所。ぜひ一度、参加してみてください。
今回のジャガイモ掘りでは、どこに植えてあるかわからなくなっていたので、宝探しみたいになり、子ども達が夢中で掘っていました。それ以上にパパ達が、まだあるまだある、と目を輝かせていたのが印象的でした。
畑で収穫したばかりのお野菜は、どれも味が濃くて、ビックリするくらい美味しいです。調味料なんてなくてもOK。トマトやキュウリはもちろんですが、ナスもそのまま。ガブッと食べると甘みがあってナスの苦手な子ども達でも畑では食べてしまうから驚きです。
ファームでは泥んこ汚れを気にせず過ごします。はじめは土が少しつくだけではらっていた子ども達も、手袋をはずして素手で土をさわったり虫を捕ってきたり、木の棒や葉っぱで何かを作ったりと自然の中で楽しんでいます。私も土をさわっているうちに、おおらかになってきたようで、子ども達が汚れても、気にせず見ていられるようになりました。
兄妹で収穫物を譲り合ったり、周りの小さなお子さんに話しかけていたり、普段あまり目にしない光景を見られるのもいいですね。
また、ファームの方々やママコムの芳川さんも、いつも子どもたちの自由な行動を笑顔で見守ってくださいます。「大きくなったね~」などと声をかけていただくこともあり、一緒に子どもたちの成長を喜んでくれる貴重な存在です。
収穫祭では収穫した野菜で料理を振舞っていただけるのですが、ジャガイモとローズマリーの素揚げは絶品!子ども達もパクパク食べ、わが家でも何度もリピートしています。
今後は、リース作り、木の実や枝、ハーブなどを使ったおしゃれな工作をしてみたいです。
(山本 さん:小3男子、年長女子と参加)
■もともと自然に触れさせたいと思いながらも、なかなか機会がないなぁと思っていた時に、偶然Kids Dream Eduのファームの記事を目にし、さっそく申し込んだのが去年のことです。
私自身、体験して初めて知ることもたくさんあり、野菜がこんな風に成るんだとか、こんな風に収穫するんだとか、毎回、新鮮な気持ちで子どもと一緒に学んでいます。
子どもは自分がとってきた野菜だと食べるときの姿勢が違います。私は子どもが一生懸命植えて収穫した野菜を、美味しく、ダメに(腐らせたり)することなく料理してあげようと心がけています。
今後は、野菜をのせるお皿やお茶碗の陶芸や、餅米を蒸すところから始める餅つきなどができたら楽しそうだなと思っています。
(石井さん:年中男子、2歳男子と参加)
【編集部より】
収穫祭を中心に、じょじょに参加者が増えています。親子の絆作りや新たな発見、子供の成長の場に、ぜひ、ファームを利用してください。もっともっとたくさんの親子にご参加いただけるよう、今後もファームならではの楽しみをご用意していきたいと思います!
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