ママレポート有★子どもの病気と体調不良一覧「突発性発疹」

症状

高熱が3、4日続き、熱が下がると同時にお腹や背中に赤い発疹が出来るという病気。高熱のわりに、機嫌がよく元気というのが特徴のひとつです。

3〜4日たつと、一気に平熱か37℃代に下がり、同時か翌日にはお腹や背中を中心に、大小不規則な赤い発疹が出て、半日くらいで全身に広がります。2、3日は発疹も目立ちますが、だんだんと薄くなり消えていきます。発疹にかゆみはほとんどないですが、たまにかゆがる子もいます。

また、発症すると、嘔吐したり、下痢気味になったりすることもあります。

かかりやすい年齢

ほとんどが、生後6〜12ヶ月にかかるため、初めての病気がこれという子どもが多いです。遅くても2歳くらいまでにはかかり、1度かかると再びかかることはほとんどありません。また3歳ごろまでにかからなければ、もうかかることはありません。

感染経路・潜伏期間

感染力はあまり強くありません。

10〜14日

診断・治療

好発月齢、発熱と発疹、熱のわりに機嫌がいいなどの症状から診断されます。ただ、熱が下がって発疹が出るまでは診断ができません。また、特別な薬はなく、対症療法のみとなります。

登園・登校の目安

学校において、予防すべき伝染病1〜3種には含まれていません。

家での過ごし方

高熱のときには、水分補給に気をつけ、安静にしましょう。ただ、それだけ気をつけておけば、特に心配のいらない病気です。夜に何度も起きることが考えられるため、枕もとにすぐ水分がとれるよう準備をしておくといいでしょう。

合併症

熱の出始めに熱性けいれんを起こす赤ちゃんもいます。

合併症はほとんどありませんが、まれに脳炎や肝炎を起こすことも・・。発熱や発疹の他に、いつもと違う、また全身状態が悪い場合は、受診しましょう。

その他注意事項

特に生後2ヶ月未満の赤ちゃんの高熱は要注意です。他の病気の可能性もあるため、小児科を受診してください。

ママの体験レポート

体験レポート「熱が上がったり下がったり・・顔の発疹がかなりひどかったです。」byさらママ
【かかった年齢】2歳0ヶ月のころ

【症状】

1日目:突然40℃の高熱からスタート。ずっと高熱が続いていてぐったり。

2日目:翌日、朝は微熱、昼から38〜40℃の熱。機嫌はよかったですが、あまりの高熱にぐったりしていました。

3日目:昼までは微熱でしたが、夕方から夜にかけて38−39℃の熱。食欲はないけれど全く食べられないわけではなく、水分はしっかり摂れていました。夕方から下痢症状も。

4日目:熱が下がり、背中とお腹に発疹が出始め、突然機嫌が悪くなりました。小児科では、このまま熱が上がらなければ、突発かもという診断。下痢2回で、丸1日熱は出ませんでした。

5日目:朝昼に38℃代の発熱。顔が熱く、真っ赤で、頬が熱を持っている状態です。食欲はあり、のども痛くなさそうで、かゆがっている様子もありませんでした。顔は赤みや腫れがひどいけれど、背中やお腹は全体的に発疹が出ていて細かい感じです。手足にはほとんど発疹がなく、目に関する症状はありません。元気になりおもちゃで遊ぶ余裕が出てきました。夜には微熱に。熱はあったけど、発疹が熱を持っているような感じ。かかりつけが休診だったため受診せず。

6日目:熱はなく、いつものように元気でした、発疹だけひどく、かなり真っ赤に顔が腫れてしまいました。受診したところ、熱の下がるタイミングと発疹の出るタイミングに誤差があったのと、突発性にしては、発疹がかなりひどいとのこと。ただ、この後は熱も出ず、自然と治りました。

yuriスマイルママコム編集部ライター

投稿者プロフィール

専業主婦からママライターに転身。ママ向けメディアを中心に執筆。得意ジャンルは、バイリンガル子育て、育児、旅行など。2010年長女を出産。長女は、小2で英検2級を取得。新たにスペイン語に挑戦中。

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