教えてアドバイザー!子育てのお悩みQ & A  第23回『机に向かって集中できない子どもの対応は?』

Q:机に向かって集中できない子どもの対応は?

 

来年小学生になる息子は、机に向かって長く座っていられません。

これから小学生になって勉強が始まるのに心配です。

子どもが机で集中できるよう、親としてどう対応したらよいかを教えてください。

(さいたま市・みるくママ / 6歳男の子のママ)

 

 

A:「好きなこと」を見つけ、集中できる環境づくりを。そのためには自由時間も大切です。

 

 「ちゃんと勉強する」=「机に向かうこと」を意図している親は多いと思います。

ただ、「机に向かっていない」=「勉強していない」と決めつけるのはNGです。

 

 虫を捕って、大きさを比べてみたり、おりがみで色々な形を作ってみたり。勉強とは一見無関係に見えることも、論理的思考や数学的な学びへと繋がっていきます。身近なところに「学び」はたくさんあるのです。

 

 机では集中できなくても、何か好きなことには集中できていませんか?そんな時は、絶対に邪魔をしないでください。好きなことに集中している時は五感をフルに使って色々なことを学んでいるのです。

 

 そうはいっても、動画やゲームなどの受け身になってしまう「スクリーンタイム」は対象外です。やりすぎ、見過ぎに注意してください。

 

 集中したくなる「好きなこと」を見つけるには「自由時間」が不可欠。親は決めすぎず、与えすぎないことが重要です。何も決められていない自由時間のなかで、子どもは「集中できる好きなこと」を見つけます。

 

 そのために親ができることは「環境づくり」。例えば片付け。散らかしたら親が勝手に片付けするのではなく、片付けられるようにラベリングしたり、戻す棚を決めたり。環境づくりは親がしても手は出さない。それが子どもの「好きなこと」を見つける鍵となります。

 

 

\チェンさんから3つのアドバイス

 

1、学びの固定概念は捨てる。学びは机の上以外にもたくさんある。

 

2、集中は自由時間から生まれる。集中しているときは邪魔をしないで。

 

3、子どもができるように環境づくりをするのが大人の重要な役割。

 

 

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次回もお楽しみに♪~

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*こちらの記事は2021年冬号にて掲載されたものです。

 

 

稲田理恵スマイルママコミュニティー編集部

投稿者プロフィール

自分の“好き”を生活に取り込み、毎日明るく楽しく過ごすことがモットー。アンテナ高く張り巡らせて、お得でHAPPYな生活を目指しています。
やんちゃな二人の男の子のママ。年齢に負けない、好奇心いっぱいの、自称パワフルマミーです♡
◇さいたま市「親の学習ファシリテーター」取得。
◇小学校では「読み聞かせ」ボランティアをしています。

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