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【開催レポート】こども未来カレッジ☆「埼玉大学STEM教育研究センター」×「ピースなじかん」×「スマイルママコム」コラボ企画
- 2017/8/9
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皆さんは、お子さんがどんな風に育ってほしいと感じていますか?
「やさしい子」 「思いやりのある子」 「強さやたくましさを兼ね備えた子」
「周囲の人から愛される子」・・・などなど、
これは、先日、ママたちが集まった某セミナーに参加した際に、私が耳にした言葉です。
本当に多種多様で、「ふーん」「なるほど」と感じるものも多くありました。
親って、それぞれ、「理想」や「目標」を掲げて子育てしているんだな、
そんなことを改めて思いましたし、「理想」や「目標」通りにならないからこそ
「人を育てる素晴らしさ」や、「人を育てる難しさ」を感じたのも事実だったりします。
そんな中、私が発言したのは「自分のチカラで食べていける子」でして
「ほーっ、なるほどね」なんて反応が周囲から聞こえてきたのですが、
それ以上に私が「へーっ!」「ほーっ!」となったのは、私の友人のこの一言でした!
【AIに負けない子になってほしい!!!】
確かに・・・昔むかしに映画の世界で見たような
「ロボットが大活躍の日常」「ロボットに支配される人間世界」が、この先
待っているかもしれません。。。
その数日後、タイムリーにも開催が決定したセミナーが、こちらでした。
こども未来カレッジ
~人工知能に負けない主体性、
個性的に育つ子どもとの関わり方は?~
「埼玉大学STEM教育研究センター」と
独自の“埼玉力”で知的好奇心を刺激するフリーマガジン「ピースなじかん」 、
そして私たち「スマイルママコム」の最強タッグでおおくりする、
「親の知識力UP」を目指すセミナーです。
講師に、埼玉大学教育学部准教授、野村泰朗先生をお迎えし、
「子どもの可能性の引き出し方」をお聞きする、魅力あふれる時間。
大切な子どもに未来を提案していくための楽しい「学び」の場。
「これは聞かねば!」と、意気込み十分なママたちのお申し込みが殺到したセミナーです。
開催当日の8/1(火)は、今にも雨が降りそうな感じでしたが、
開催場所となった、さいたま市北区の「住宅展示場 大宮北ハウジングステージ」は
直前キャンセルされる方もほとんどなく、熱気に包まれていました!!!
準備されていた広々としたキッズスペースもご覧の通り。
「子どもの未来のため」に講義を聞きたい!
そう思われているママたちの、強い気持ち・あつい想い、そんなものを感じました。
◆子どもとの関わり方を振り返ってみよう
私たち親が、子どもに何かしら質問をした際、
明らかに間違った回答をした子どもには、どのように接しますか?
「え?それ、違うよね」とか
「あ、それは〇〇(↼正解を言う!)でしょ」といった具合に、
対応してはいませんか?
すぐに答えを提示された子どもは
「なーんだ、ママ、答え、知ってんじゃん!!」という気持ちになり、
それ以降、質問をされた時に、答えを考えなくなります。
考えなくても親が正しい答えを教えてくれるとインプットされるからです。
そうして、「答えを待つ子ども」になります。。。
◆親としての対応
親は子どもの回答に「〇」「×」を付けなくてもいいのです。
「そう思ったんだ~!すごいね~!」
「じゃあ、(本当にそうか)一緒にやってみよう!」
そんな対応が子どものチカラを伸ばします!!!
何が正しいことにつながるのか、
「答えの見つけ方を教えること」が大事なのです!!!
ただ「待つ」だけの子どもにしてしまってはダメなんです!
行動を起こすこと!の重要性に気づいてください!!!
◆自ら行動を起こす、そのためには・・・
我が家には息子が二人おりますが、冒頭に記したように、
将来「自らのチカラで食べていってほしい」と思っているので、そのために、
「小さなうちから色々な経験をさせる」よう、努力しています。
これって一見「素晴らしい」ことのように思われますが、
今回野村先生のお話をうかがって、反省点が見つかりました。。。
「色々な経験」・・これは・・親目線でやらせていました(汗)。
息子たちが自ら「やりたい」と思っている事柄ではなかったかもしれないな、ということです。
重要なのは「親がさせたいこと」をやらせるのではなくて、
「本人がしたいと望んでいること」をさせることなのです。
◆「これがしたい」「これをやってみたい」その気持ちがないと、いつか・・・
これからの世の中は、ロボットが主となって動いて行く世界になっていくこと、
ほぼ間違いないでしょう。。。もし、
人間が「これをやるんだ!」という積極的な気持ちを持ち合わせなくなったら、
ロボットに「これやってね!」と言われてしまう日が来ることになります。
◆未来は誰がつくるのか?
未来は、ロボットや機械が大活躍の世界かもしれませんが、
ロボットや機械とどう付き合っていくのか、それが重要なわけであって、
それを考えるのは紛れもなく、この私たち人間であることを忘れてはなりません。
◆創造力を高めて!
人間には「創造」する力があります。それを高めて、
是非とも人工知能に負けない子どもを育てましょう!
例えば、レゴを使って何かを作らせる時・・・
「自由に何か作っていいよ」
と言っても、なかなか子どもの手は動きません。でも、
「このレゴで、将来住みたいお家を作ってみてね」「5分でやってみようか」
といったような『要素の制限』と『時間の制限』
を設定すると、不思議と素晴らしい作品が出来上がったりするものなんです!
お金を無限に持っている人よりも、限りあるお金で何とかしようとする人の方が
創造力に長けている点と同じかも?(笑)
人間は、自由にしておけば創造的になるわけではなく、
制限がある人ほどクリエイティブになれるのです!!!
この日、実際にレゴを使って、将来住みたいお家を、子どもたちが作りました。
様々な楽しいアイディアが出て、未来は明るいな~と思ったりもしましたよ☆
野村先生のお話は分かりやすく、テンポも良くて、
あっという間に終了のお時間がきてしまいましたが、
最後の質疑応答では、ママたちから鋭い質問も飛び出しまして、
時間がもっともっとほしいなと感じるセミナーでした。
また、こういう機会を設けてほしいと願います。
その際には、今回参加できなかった読者の皆さまにも、足を運んでいただきたいです♪
この日の様子は「大宮経済新聞」さんでも取り上げられました。
▶ https://omiya.keizai.biz/headline/815/
こちらも是非、ご一読ください。
(大宮経済新聞さんは、
広域大宮圏のビジネス&カルチャーニュースをお届けする
インターネットの情報配信サービスです)
(201708現在)
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