ママレポ! 『子育てしながら私の働き方ミツケル・働き方情報交換カフェ』開催レポート

ママレポ! 私らしく働きたいママに新しい選択肢!

働き方情報交換カフェ・開催レポート

ママ目線でレポートする「ママレポ」!
今回は、スマイルママコムで2019年1月に開催した
「子育てしながら私の働き方ミツケル・働き方情報交換カフェ」
の様子をレポートします!

働くor働かない。これ以外の選択肢って無いの?

起業や副業がもはやレアケースではなくなっている時代、新しい働き方が次々誕生しています。知らないだけではもったいない!物理的なハードルが高い、子育て真っ最中のママだって新しい選択肢を知ることで、「働きたいけど、働けない」、そんなジレンマから解放されるかもしれない。そんな思いで開催した『子育てしながら私の働き方ミツケル・働き方情報交換カフェ』の様子をレポートします。

働き方ミツケル

主催はスマイルママコム。会場となったのはさいたま市内の公民館。インフルエンザが猛威を振るう中、早朝から集まってくれたママたちの声を聞いてみると・・・

「結婚してからはずっと働いていません。子供がまだ小さいので、時間がいくらあっても足りなくて・・・。家でできるような仕事があったらいいな。」(年少さん・2歳 2人のお子さんのママ)

「育休をとって復帰したところ、なんと子供の食物アレルギーが発覚!小規模園でアレルギー食の対応ができないと言われ、やむなく退園、私も退職しました。」(3歳・1歳のお子さんのママ)

「子どもたちは中学生・小学校高学年と大きいのですが、不登校気味ということもあり、子どもたちのサポートも今の私にとって大きな仕事。フリーのライターとして活動していますが、何かヒントが欲しいと思って参加しました」(千葉県松戸市から参加してくれたママ)

このようにさまざまな声が聞かれました。そう、ママの24時間は自分だけのものではないのです。特に子育てという大切な役目を担っているママにとって、働きたい気持ちはあるものの、思うようにいかないという現状もあります。

少しの「モヤモヤ」「何かヒントや情報が欲しい」という熱意を抱えたママが集まった情報交換会。その様子を、前述で紹介したフリーライターさんがすてきにまとめてくれました!

ここからは【参加者目線】での感想をお届けします!

――――――――――――――――

2019年1月17日(木)、私は少しだけドキドキしながら電車に乗っていました。さいたま市内で開催される、「小さい&新しい働き方 情報交換カフェ」に参加しようと向かっていたのです。

ドキドキの理由はこれ↓

きっと小さなお子さんのママばかり。不登校っ子ぞろいとはいえ、小学校6年生から中学生のママである私が参加したら場違いじゃないかしら?

フリーランスのライターになって2年。定期的に入っていた案件が途絶えだしてから収入がガタ落ちしてしまい、正直なところ、フリーライターだなんて名乗るのもためらうほど危機に陥っているいまの私。

一方、不登校の子を抱えるということは、彼らのさまざまなサポート役になるということ。働く時間が制約されるのは小さな子を持つママと同じです。そんなことから、私の仕事の行き詰まりに少しでも打開の糸口が見つからないかと考えて、参加を決めました。

恐る恐る会場をのぞくと、子連れのママの姿も。部屋の後ろの方は子どもスペースのようで、お絵かきなどしている子もいて、かわいい声が会場内に響いています。

暖かな雰囲気になんだかほっとして席に着きました。講座はそのままの雰囲気で和やかに始まりました。

 

ママが「働きたい」と思った時の三つの壁って…?

「ママが働きたいと思ったときにどんなことがハードルになるのかというと、『子どもが熱を出したらどうしよう』、『家事や育児との両立が不安』、『ブランクが空いてしまって不安』といったことが挙げられると思いますが、大きく三つだと思うんですね。」と話してくださったのは、情報交換会の進行を務められたスマイルママコムの代表、芳川ユミさん。

①時間が限られる
②場所が限られる
③スキルが不安

「働きたいと思ったら、この三つの壁を乗り越えなくてはなりません。そのためにはどんな働き方があるのかを知ることも大切です。」

実際にどういう働き方があるの?

「働き方というと、正社員やパート、フリーランスというのがまず浮かぶものですが、実はたくさんあるんです。」と言って芳川さんが提示したのがこのマップです。

働き方ミツケル

縦軸に仕事の対価の仕組み、横軸に働く場所や時間をとって比較されているためとても分かりやすく、さまざまな働き方を具体的に思い浮かべることができました。芳川さんは「さまざまなワークスタイルを知ったうえで、自分の『働き方』のイメージを深めることが大切です。」とおっしゃいました。

「働く」と「働かない」の間にある可能性って?

自分の望む「働き方」のイメージが膨らんだところで、「こんな働き方なら子どもが保育園に入らないと難しいとか、スキルを身につけてからでないと厳しいなどという意見があるかと思います。でも、選択肢は『働く』と『働かない』だけではないのです。」と芳川さんは切り出しました。

「働く準備をしながら収入を得る、という方法があります。『働く』と『働かない』の間を埋める働き方こそ、“小さい&新しい働き方”だと芳川さんは言います。例えば、下記のようなケースです。

・入力系の在宅ワークをしながらPCスキルのブランクを埋める
・ブログを書いてライティングスキルを身につける

働き方ミツケル

そんな中で紹介されたのが、“おみせ応援プロジェクト”という取り組みに参加して、「おみせ支援マスター」になるという働き方です。

プロジェクトを運営されているのは、一般社団法人NIPPON応援団という団体です。飲食業や小売業などを営んでいる店舗のPR活動のお手伝いをして、地域や地元商店街の活性化に貢献しようというものです。

おみせ支援マスターは、よくランチに行くカフェや、お買い物に立ち寄る「おみせ」にとって役に立つ情報を紹介するお仕事をします。

  • ノルマや時間の縛りが無いので、好きなとき、できるときだけでOK
  • 検定や登録はすべて無料
  • 子どもと一緒にお買い物に行きがてらできる働き方

などなど、ママが自分のペースで始められるという、新しい働き方です。

 

「小さい&新しい働き方」で、ママの可能性は広がる

このほかに、芳川さんが代表を務めるスマイルママコムで行っている登録制のお仕事「ママカラワーク」についても紹介していただきました。

フリーペーパーの配布やライター、営業資料の作成など、ママがライフスタイルを変えずにチャレンジできる小さなお仕事を登録スタッフさんに依頼しているとのこと。ご自身も幼稚園のママ友3人と小さなコミュニティーを立ち上げ、徐々に大きくしてきた実体験から、「小さい新しい働き方はメリットが多いのです」と芳川さんはおっしゃいました。

  • 小さい&新しい働き方のメリット

・生活が変わらない=家族に負担が少ない
・働くウオーミングアップができる
・本格的な仕事復帰をするときのアピールポイントになる
・プチ収入が得られる
・「好き」や「適性」が見つかるかも?
・副業やライフワークとして続けていけるかも?
・いろいろな情報が得られる
・多方面にご縁がつながり、チャンスが広がる

・仕事と家庭との両立のトレーニングになる

  • ちょっぴり気になること

・お勤めと違って固定収入ではない
・常に、安定的に仕事がもらえるとは限らない

  • 小さい&新しい働き方で失敗しないための大切なポイント

✔複数の働き方や取引先を組み合わせる
✔スキマ時間にできる仕事と組み合わせる
✔報酬から逆算して、稼ぎたい時給をはじき出す工夫をする!

「洗濯機を回しながら料理をして、合間に子どもの音読を聞いて・・・女性って本当にマルチタスクが得意ですよね。だから働き方も3、4足の草鞋(わらじ)を履くくらいがちょうどいいかもしれません。ひとつの会社だけから仕事をもらっていると、倒産や問題があったときに仕事がゼロになってしまいます。仕事量を増やしたり減らしたり、自分で調整できるのも小さい&新しい働き方の特徴です。複数組み合わせることでのスケジュール管理や効率化を考えることも、本格的な仕事復帰に向けて、育児中のスキルアップになりますよね」

  • 情報のアンテナを張る!

「お出掛けして人と出会いましょう。出掛けることが難しければ新聞を読むのでもいいですね。人であれ情報であれ、出会うことが大切だと思います。そうすれば、ママの世界が広がって自信を持つきっかけにもなります。」

最後に芳川さんがおっしゃった「好きなことを見つけて、いきいき働いてほしい」という言葉が印象的で、元気をもらいました。情報と人との出会いの大切さ。これを実感できたことが、この講座での1番の収穫でした。これからはたくさん動いて、たくさん出会おう!と思います。

私の場違いな思いなど、まるっと包んで暖かく吹き飛ばしてくれる講座でした。

原文はこちら(ご本人の了承を得て引用・一部改訂して掲載しています)

出会いは力になる!情報やひととの出会いがママの世界を広げて自信を作る~<小さい&新しい>働き方 情報交換カフェ(@大宮)に参加してきました!

https://note.mu/kayokofmo/n/ndb41c987a672

子育て専念中のママが抱える「社会から置いて行かれている」という疎外感。会う人や行く場所が固定されることも大きな原因のひとつではないでしょうか?

実は「小さく・私らしく働く」ことが、その突破口になるかもしれません。新聞を読んだりニュースを見たり、そんな時間すらない子育て真っ最中でも、ライフスタイルを変えずに始められる働き方がきっかけとなって、地域の人と話したり、社会のトレンドや最新情報にもアンテナを張ることができます。

例えば、今話題の「キャッシュレス化」。私は現金派だしよく分からない・・・だけど便利になるならちょっと興味がある!そんなママは「おみせ支援マスター」に登録してみては?なるほど、こういうことか!と仕組みを理解できるだけではなく、役に立つ情報を地元のおみせに届けることで、喜ばれ感謝される「おしごと」にもなって一石二鳥!

働くことで最新情報にも触れられて、たくさんの方の役に立てる!自分も周りも笑顔が増える新しい働き方。子育て中の今だからこそ、チャレンジしてみませんか?

おみせ支援マスター

 ◆主催

スマイルママコムhttp://smilemamacom.jp/    
さいたま市中心にママ向けのフリーペーパー発刊やイベント開催などを行うママコミュニティーです。登録制で行っているお仕事紹介「ママカラワーク」は「ママになってから始められるお仕事」という思いが込められています。フリーペーパーの配布、ウェブサイトや紙面のライター、デザイナー、営業経験のある方ならパワーポイントの作成やアポ取りなど、随時募集中。未経験の方の応募も歓迎とのこと。まずは登録から。

ママカラワークの登録はこちら

ママカラワーク

スマイルママコム芳川ユミ

芳川ユミスマイルママコミュニティ編集長

投稿者プロフィール

スマイルママコミュニティとKids Dream Edu編集長。株式会社スマイルママコム代表。大学生と中学生2人のママ。第1子出産後、慣れない土地での孤独な子育てを経験。専業主婦を経て、子育て雑誌編集部にて仕事を始める。先輩ママや取材を通じ「子育て」の意味の深さを感じるようになる。その後フリーライターを経て第2子妊娠中の2010年にママ団体「スマイルママコム」を設立。2014年法人化。13年間子育てママに寄り添ってきたママ起業家としても、人々が幸せのための人生の幸せバランスを考える「ハッピーライフバランス」を提唱中。

芳川ユミのプロフィール詳細はこちら>>
https://smilemamacom.jp/mystory_yumiyoshikawa/

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ページ上部へ戻る