第2回目【アロマ講師が教える!】ママのための安心アロマ「精油とハーブって何が違うの?」

レモンバーム

こんにちは。ママでアロマ講師でライターの植村理絵です。アロマの事、知っているようで、実はよくわからない。気になるけど、どう使えばいいの? そんなアロマ新人ママにも安心して取り入れていただけるアロマ情報をお届けします。
第2回はアロマセラピーで使う精油(エッセンシャルオイル)とハーブの違いについて触れてみたいと思います。

 

ハーブは日本語にすると「薬草」。薬草を生のまま、あるいは乾燥させて、サラダやお茶、薬味などの食用としたり、エキスを化粧品や薬用品の材料として使ったりするのはおなじみですよね。

 

ちなみに、スパイスとハーブの違いについては、厚生労働省の行政情報の通知食安発第1129001号で、こんなふうに定義しています。

・ハーブは茎と葉と花を利用するもの

・スパイスは茎と葉と花以外を利用するもの

これは、食品としての材料という観点ですが、スパイスも精油を採るための植物として利用されていて、部位こそ違えども、ハーブと同様と思っていただいてよいと思います。

 

本題に戻りまして、ハーブと精油の違いを申し上げると。

・ハーブ・スパイスは、植物そのものの一部分

・精油は、それらから採った揮発性のオイル

ラベンダーでいえば、10mlの精油を得るのに1.5㎏の花と茎葉が必要。精油の濃さたるや、植物のままの状態とは比べ物になりません。

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レモンバーム

では、ハーブティーと、お湯に精油を垂らして薄めて飲むのは同じようなもの?と思われた方、いませんか。これ、まったく違います。

・ハーブティーはお湯に植物の水溶性の成分が浸出したもの

・精油は植物から脂溶性の成分だけを取り出したもの

脂溶性の成分は水溶性よりも体内への吸収がされやすいので、「効果が出やすい=強い=副作用が起きやすい」のです。ハーブと精油、作用のレベルは雲泥の差なんです。

 

水(お湯)に精油を垂らして混ぜたとしましょう。仮に精油ティーと呼びます。精油はいくら混ぜても、一瞬粒が小さくなって離散しますが、時間がたてば上にまとまって浮いてしまいます。水に溶けこんでなんかいませんから「精油ティーを飲む=希釈していない精油(脂溶性の成分)を体内に取り込む」いうことになります。

 

さらに、口から消化器官を通じて摂取する場合、体外への排出のし方にも、水溶性と脂溶性の成分では大きな違いがあるのです。これは、薬品でも同じ。水溶性の成分は、肝臓を通らずに腎臓から尿となって出ていきますが、脂溶性の成分は肝臓でいったん代謝・解毒された後、腎臓から尿となって出ていくのです(細かく言えば、別のルートもありますが)。

 

つまり、脂溶性の成分を摂ると、肝臓はたくさん働かなくてはならないんですね。肝臓の働きについては、アルコールに例えるとわかりやすいと思うのですが、飲みすぎると代謝しきれず、急性アルコール中毒を起こしたり、積み重なることで肝機能にダメージを与えたりしますよね。精油も同じ。うまく使えば、薬のように症状を和らげてくれたりしますが、必要もないのに摂取したり、過剰に摂取したりすれば、代謝しきれず、副作用が起こる可能性があるのです。

 

薬を摂取したくないという方が、植物性だから…などという理由で精油を飲むのをよしとすることは、残念ながら全くのナンセンスだということ、そして「ハーブ・スパイスと精油」「ハーブティーと精油ティー」、似て非なるものだということが、おわかりいただけましたか?ちょっと難しかったかもしれませんが、この違いを知ること、とっても大事です。

 

前回も触れましたが、もう一度。精油は高濃度で、代謝がしにくい脂溶性の成分です。「植物性だから」「天然だから」「オーガニックだから」「最高品質だから」「食品添加物の認可があるから」「メディカルグレードだから」は、飲んでOKの理由にはなりません。飲むには、かなり高度な専門の知識と経験が必要だということを覚えておいてください。

 

植物のエネルギーを、食べたり飲んだりして取り入れたい方は、精油ではなく、穀物、野菜、ハーブなどを召し上がってくださいね♪

野菜

最後に。漢方とハーブの違いについてブログで語りましたので、よろしければこちらもご覧ください。

http://ameblo.jp/moamoamommy/entry-12145810255.html

 

それでは、最後にレシピを。毎回、アロマの豆知識とともにお子様がいるご家庭におすすめの簡単アロマクラフトをご紹介していきます。精油も入れて、材料は3種類まで。ぜひ挑戦してみてくださいね。

 

ママに捧げるお手軽レシピ~わが家の日替わり入浴剤~

水と精油は混ざりません。お風呂で天然の香りを楽しみたいとき、精油をそのまま数滴垂らすと、精油の原液が肌に接触するため、刺激が強くなって肌トラブルを起こすことも。必ず基材(入浴剤ベース)に混ぜてから使いましょう。今回は自宅にあるものを基材として掲載します。精油は好みのものでOKですが、小さいお子様はラベンダーがおすすめです。日替わりでいろいろ楽しんで、ぜひ、お気に入りを見つけてくださいね♥

[材料]

入浴剤ベース 50g

(粗塩、重曹、粉ミルク・スキムミルク、はちみつ、砂糖など)

好みの精油 5滴

[道具・容器]

チャック付き袋

[作り方]

①チャック付き袋に入浴剤ベースを入れる

②好みの精油を加え、チャックをして、しっかり振り混ぜる

 

★お知らせ

4月24日(日)は、リトルママが運営するイベント(川口の住宅展示場)にて、お好みの基材を使って作る入浴剤のワークを行っています。先着15名様まで無料!その他有料メニューもご用意しています。母の日のプレゼントのプラスαに、お子様とのお楽しみに、自分へのご褒美に、ぜひ!

4月24日(日)リトル・ママプレゼンツのワークショップにスマイルママ講師が出展!!~ABCハウジング川口住宅公園~

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理絵植村アロマセラピー講師、ライター

投稿者プロフィール

アロマ講師兼ライター。 子育て応援サークルや地域イベントの運営にも携わる。書籍や雑誌の編集・ライティングの傍ら、人や動物のホリスティックケアを学び、現在は、講座やさまざまなメディアを通して情報発信を行っている。ブログ「見えるアロマと効くアロマ」更新、メルマガ「秘密の香庭」配信をゆるりと継続。義父と同居しながら、小1娘&9歳犬娘の母を堪能中。

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