ママレポ有★子どもの病気と体調不良一覧「アレルギー検査方法」

先日、小学校に通う娘から給食じゃなくてお弁当を食べている子がクラスにいるという話を聞きました。食物アレルギーのようです。

文部科学省の食物アレルギーに関する調査結果によると、2013年8月時点、全国の公立小学校での食物アレルギー罹患者数は210,461人、調査対象児童の4.5%だったとのこと。30人クラスで計算すると、1.35人となるため、各クラスに1人は食物アレルギーの子どもがいるということになります。実際、食物アレルギーの子どもと接する機会も増えているのではないでしょうか。近年、アレルギーに関するニュースが多く取り上げられ、社会的な関心も高まってきていますよね。

そこで今回は、食物アレルギーの症状と検査方法についてまとめます。

 

これって食物アレルギー?

アレルギーの症状は多岐に渡りますが、以下の症状があります。

皮膚症状 皮膚のかゆみ、発赤、じんましん、湿疹、耳の奥が痒くなる等

消化器症状 腹痛、下痢、嘔吐等

呼吸器症状 咳、喘鳴(ゼーゼー)、喉がつまる、息苦しさ等

粘膜症状 目のかゆみや赤み、唇が腫れる等

循環器症状 血圧の低下等

他にも、急激な血圧低下で意識を失うなどのショック症状もあり、これはとても危険な状態です。

 

スマイルママコム代表芳川の経験談
10ヶ月頃、卵を食べたときに少し吐いてしまった。その後、白身を食べさせたときに下半身が真っ赤になってしまい、さすがにおかしいと思い、病院を受診。

筆者の友人Eさんの経験談
8ヶ月頃、ヨーグルトを食べさせたとき、直後に全身が真っ赤になり、呼吸も荒くなりビックリして病院を受診。

 

受診するのは何科?

アレルギー症状がある場合、みなさんは、何科を受診しますか?

小児科、皮膚科、アレルギー科などが選択肢になると思いますが、食物アレルギーは重症だと命にかかわることもありますので、適切に診断してもらうためには、アレルギー専門医のいる医療機関を受診することが大切です。また、離乳食等で初めての食物に挑戦する場合は、病院がやっている時間に試すようにしましょう。

 

日本アレルギー学会専門医・指導医一覧

https://www.jsaweb.jp/modules/ninteilist_general/

アレルギー検査の流れ

受診して最初に行われるのが問診です。

いつどこで/何をどれくらい食べた/どれくらい後に症状が出たか/どんな症状か

その他、乳児であれば母乳かミルクか、アレルギーの家族がいるか、今飲んでいる薬があるか等質問されます。食物アレルギーの症状が出るのは離乳食がきっかけの場合がとても多いので、食物日記をつけておくと安心です。

筆者の経験談
娘の食後の発疹が気になり受診。それほどひどくない症状だったため、問診のみ、抗ヒスタミンの飲み薬と塗り薬が処方。その後、改善したため、検査に進むことはありませんでした。体調によって症状が出ることもあるので、娘の場合はそれだったのかもしれません。

 

症状が重い場合や明らかに食物と症状の因果関係が結びつく場合、何度か同じものを食べて同じ症状が出る場合など、症状が改善しない場合は、検査に進みます。

 

食物アレルギー診断の補助的な検査

主に行われる検査は、血液検査と皮膚テストです。

血液検査 血中抗原特異的IgE抗体検査

食物アレルギーの補助的な検査で疑われる食物に対する血液中のIgE抗体の量を測る検査。IgE抗体の値が高い場合、症状が出る可能性が高くなりますが、値が高いからといって必ずしも症状が出るわけではありません。食物だけでなく、花粉、ハウスダスト、動物の毛などの検査もできます。

皮膚テスト プリックテスト

赤ちゃんの食物アレルギーの診断で用いられることが多いテスト。アレルゲンと疑われる物質を腕の内側に1滴たらし、針で皮膚を少し傷つけて赤く腫れたら陽性と診断されます。

しかし、上記2つの検査では、原因食物を疑うことはできても、診断を確定することはできません。

 

診断の根拠となる検査

食物除去試験

原因と疑われた食物や加工品を食事から一定期間(1〜2週間)完全に除去します。ここで症状の改善が見られても、診断の確定はせず、食物経口負荷試験を行う必要があります。

食物経口負荷試験

医師の指導のもとで原因と疑われる食物を実際に食べて症状の有無を確認し、食物アレルギーの診断をするための試験。原因食物を少しずつ時間をかけて食べます。重篤な症状が出る可能性があるので、入院設備などが整った病院で行われる。しかし、明らかな陽性症状が見られるなど試験が危険な場合は、省略して診断することもあります。

食物経口負荷試験は、専門の医師が実施します。

 

食物経口負荷試験実施施設一覧 ・・・食物アレルギー研究会HPより

https://www.foodallergy.jp/

食物経口負荷試験を続け、少しずつ食べられる量を増やし、最終的に除去解除(治療完了)となるお子さんもいます。

 

小学校でのアレルギー対応について

公益財団法人日本学校保健会では、学校におけるアレルギー対応についてのガイドラインをまとめてます。
アレルギーがある場合は、学校に提出する書類等があります。
https://www.gakkohoken.jp/books/archives/51

 

ママの体験レポート

体験レポート「アレルギー検査 プリックテスト」by ゆみっふぃママ
【検査年齢】小1から毎年
離乳食をスタートして、10か月ぐらいの時に、初めて卵の黄身をあげたら嘔吐しました。私自身にアレルギーがなかったので、体調不良のせいかと思い、アレルギーとは考えてみなかったのですが、その後、白身もあげてみたところ、あげてから30分ほどで下半身から全体にかけて真っ赤になってきてしまい、急いで病院へ。その日は土曜日で、医師に「週末は病院がやってないところが多いので、初めて食べる食品を与えてはいけない!」と怒られました。すぐに抗アレルギーのお薬を飲ませていただき症状は落ち着きました。アレルギー反応が出ている時には、正確な数値がでない、ということで、数日経って体調が落ち着いた頃に血液検査を行いました。腕からまだ血液がとれないので手の候から取った覚えがあります。

血液検査の結果、小麦、牛乳、卵、がNGということが分かりました。当時は完全除去が主流で、授乳中だった私もすべて抜くことに。卒乳まで食べられませんでしたが、大好きな牛乳やケーキ、パスタ類なども避けなければならず、正直つらかったです。はじめてアレルギーが分かってからは、半年に1回程度、血液検査でアレルギーを調べていました。血液検査で陽性が出ても、食べられることもあるので、気にしすぎも良くないと医師に言われましたが、気になり、陽性反応が出ているものは、避けていました。3歳を過ぎた頃から、小麦、牛乳、卵のアレルギーはなくなってきましたが、後々、ホウレンソウ、小松菜、大豆、メロン、スイカ、モモ、魚卵…と違うアレルギーに変化しつつ増えてきてしまいました。

小・中学校では、進級時にアレルギー検査表の提出があるため、その都度検査を受ける必要があるのですが、だんだんと血液検査を嫌がるようになり、気軽に受けられるプリックテストで検査をするようになりました。しかし、調べたい種類が限られているため、反応を見たいものがない場合は、血液検査で調べます。プリックテストは自分で見ながら、赤身やかゆみなどの反応が目に見えて分かるので、何にアレルギー反応が出るかが、自分で分かるのも良い点ですね。しっかり調べたい場合は血液検査の方が良いのかもしれませんが、気軽に受けられるので、忙しい方や、結果をすぐ知りたい方には良いかもしれません。ブリックテスト

 

 

【参考】
「学校生活における健康管理に関する調査」中間報告 ・・・文部科学省HPより
東京都アレルギー情報navi
公益財団法人日本学校保健会「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン」

yuri

yuriスマイルママコム編集部ライター

投稿者プロフィール

専業主婦からママライターに転身。ママ向けメディアを中心に執筆。得意ジャンルは、バイリンガル子育て、育児、旅行など。2010年長女を出産。長女は、小2で英検2級を取得。新たにスペイン語に挑戦中。

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